手数料を安く仮想通貨を取引したいなら『Zaif』取引所。メリットとデメリット
ビットコインが1BTC=100万円の大台突破して、さらに注目を集めている仮想通貨。
これから仮想通貨を買ってみようかな～と思っている方もいらっしゃることでしょう。
しかし、仮想通貨を始めるには「仮想通貨取引所」への登録が必要です。
国内にはいくつか仮想通貨取引所がありますが、今回はその中から「Zaif（ザイフ）」を紹介します。
日本の仮想通貨取引所 Zaif(ザイフ)
Zaifは国内初の取引所で、始まりは「Etwings」という会社が『モナコイン』という仮想通貨を取引するためにオープン。
その後、テックビューロ社が買収して、モナコイン以外の通貨も扱うようになりました。
テックビューロの代表取締役である朝山貴生さんは、NEMのブロックチェーンを推進するNEM.io財団の理事も務めています。
朝山さんは自ら手を動かす方で、SNSなどで会社情報発信したり、クレーム対応なども進んで行っているようです（そんな代表なかなかいないよね〜・・・）。
こんな運営スタイルも安心、信頼できる魅力となっているのかもしれませんね。
仮想通貨やブロックチェーンなどについても発言しているので、仮想通貨に関心がある方はSNSはフォローしておくといいかもしれません。
また、テックビューロによる万全な管理体制が敷かれているので、安心して取引ができるのも特徴です。
Zaifのメリット
仮想通貨を始めるなら、メリットがしっかり感じられるところを使いたいですよね。
Zaifの面白いメリットを紹介しましょう！
取引手数料がマイナス
取引手数料がマイナスなのは、Zaifの大きな特徴です。
ビットコインの購入手数料はなんとマイナス0.05％！
簡単にいうと、100万円分のビットコインを買ったら500円が貰えます！
ちなみに、私のメインバンクであるみずほ銀行の普通預金は「0.001%」！！
100万円預けて50円しか貰えないんです泣
入金にかかる手数料の詳細は、Zaifの公式ホームページで確認してみてくださいね。
積立投資ができる
『Zaifコイン積立』というサービスがあり、コインで積立ができるんです。
毎月一定額が指定の銀行口座から引き落とされて、自動で仮想通貨を購入してくれるサービス。
仮想通貨の積立ができる取引所は珍しいんです。
この積立の最大の利点は、何と言っても買う手間もいらないし、買うタイミングも考えなくていいこと！
積立といっていますが、実は投資手法の1つなんです。
毎月一定額を買い続ける投資手法を「ドル･コスト平均法」と言います。
価格変動リスクが抑えられ、長期的に安定して利益を得られるローリスクな運用が行えます。
仮想通貨は価格の動きが激しいので、1日で数倍になることもあれば、逆に半分、それ以下になってしまうこともあります。
ですから、安全に投資をしたい、初心者の方のためのサービスといってよいかもしれませんね。
信用取引ができる
簡単にいうと、手元には10万円しかないけど、その10万円を担保として預けることで数倍の資金で取引ができる仕組みです。
預けた額の最大7.77倍までの取引が可能なので、あなたが77.7万円持ってるものとして取引ができます。
仮想通貨の価値が上がったら数倍のスピードで利益が増える分、価値が下がったら資金がガクンと目減りします。
とは言え、もとの10万円を超えるマイナスにはなりません。
ハイリスクハイリターンな信用取引でも、リスクを最小限に抑えることができるシステムです。
無料で仮想通貨が貰える！
ログインするだけで保有ビットコインの0.01％が貰える「ログインサービス」があります。
0.01％なんて大したことないじゃん･･･と思いますが、毎日ログインすると、年間3.65％にもなります。
銀行の利息より数百倍いいですよね。
他にも出来高に応じて総額1億円分の賞金が貰えるサービスや、取引高ランキング1位に50万円分の付与などがあるボーナスイベントなども開催しています。
Zaifはボーナスに力を入れているところも面白いですね。
Zaifのデメリット
もちろんいい面ばかりではありませんよ。
しっかりデメリットも理解した上で利用するようにしましょうね。
画面が見づらい、操作性が良くない
Zaifの口コミの中でも多いのが、「画面が見づらい」、「使い勝手が良くない」というところ。
例えば、取引するようになるとわかりますが、BTCの取引画面で他の通貨の相場一覧が見たい時があります。
でもZaifは見れません。
これは1日に何回もトレードしたい人には結構不便なんです。
そんなに頻繁にトレードはしないよ、という人には問題ないでしょう。
アルトコインの取り扱いが多くない
Zaifで取り扱う仮想通貨は
●モナコイン
●ネムコイン
大手の仮想通貨取引所のcoincheckは13種類なので、それと比べると少なめですね。
とは言え、多くても取引しないなら意味がないので、自分がどのコインを買いたいかが大事な点になってくるでしょう。
サーバーが不安定
これも口コミでよく見られるデメリット。
時々サイトに接続できなくなってしまうので、ログインすらできない状況となると、非常に不安になる点ではあります。
ちなみにテックビューロは、今後のサーバーダウンを回避するための対策をアナウンスしているのでこのデメリットの解消に期待したいところですね。
Zaifに登録してみよう
1.アカウントの作り方
まずはZaifのサイトにアクセス。
画面右上か画面中央の「無料登録はコチラ」をクリックします。
メールアドレスを入力し、登録をクリックします。
登録したメールアドレスに、以下のような登録用URLメールが送られてきますので、URLにアクセスします。
ユーザー登録画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力します。
利用規約、重要事項説明などもよく読み、チェックボックスのクリックをして「同意して登録」をクリックします。
※もし他の取引所に登録している場合、パスワードはそれとは異なるものにすること。
1つのサイトのパスワードが流出したときに不正ログインの被害を拡大させないためです。
メールアドレス、パスワードを入力してログインします。
これでアカウントの作成ができました。
ここから二段認証、本人の基本情報や本人確認などを行っていきます。
2.二段認証の仕方
アカウントの不正ログインなどを防ぐために二段認証の設定は必須！
画面右上の「アカウント」をクリックして、「基本情報/本人確認」タブの中の「セキュリティ」をクリックします。
セキュリティの中の「二段認証設定」タブをクリック。
二段認証設定は、スマートフォンに認証アプリをインストールしてから「二段認証の設定開始」をクリックしましょう。
お使いの端末に使用できるアプリの参考が出てくるので、こちらからダウンロードして使用することもできます。
アプリが準備できたら、画面下に出てくるQRコードを読み込んでください。
QRコードに対応していないアプリで設定する場合には、URLも下に表示されているのでクリック、またはキーを直接登録しましょう。
二段認証アプリに表示されたトークンを入力して、確認をクリックして完了です。
セキュリティ、バックアップコードの管理なども早い段階で設定しておくことをおすすめします。
3. 基本情報の入力・本人確認
基本情報の登録、本人確認を行わないと仮想通貨取引を始めることはできません。
案内に従って基本情報の登録を済ませていきましょう。
アカウントメニューの中の基本情報をクリックすると、以下の画面に切り替わります。
基本情報登録フォームに、必要な情報を入力していきます。
続いて本人確認なども行っていきます。
本人確認の提出は、本人確認ができる書類を提出。
インターネットで写真を提出するか、郵送での提出が可能です。
入金の仕方
次は入金の仕方を説明しますね。
アカウントの「入金出金と履歴」をクリック。
日本円のタブから入金を行っていきます。
金額を入力し、入力できたら「入金開始」をクリックします。
住信SBIネット銀行同士なら振り込み手数料がかからないので、口座を持っていない方は作るとさらに出費を抑えられます。
簡単売買
Zaifでは初心者にも簡単に売買ができる「簡単売買」があります。
難しくて購入できない･･･という壁がありますが、この機能を使うと誰でも簡単にビットコインとモナコインの売買が可能です。
「簡単売買」というメニューをクリックすると「簡単売買」の画面が表示されます。
ビットコインまたはモナコインの買いたい(売りたい)数量を入力し、日本円の金額を指定。
この2つの入力ができたら、「売る」または「買う」のボタンを押すだけ。
分からない人はここから始めると良いですね！
取引の手順
簡単売買に慣れてきたら、今後は自分の買いたい値段で買う方法をトライしましょう。
画面右上の「取引」をクリックし、画面左上にあるコインは「BTC/JPY」を選択します。
右画面の「現物買い」のタブを選択し、欲しいコインの値段と買いたい数量を入力します。
下の例では、1BTC=1,200,000の時に、「0.001」の枚数を買うという意味です。
1,200円分のビットコインを買うことになります。
以上がZaifにアカウントを作って実際に売買してみる手順でした。
はじめはむずかしく感じる部分もあるかとは思いますが、使い続ければすぐに慣れますよ！
さいごに
複数の取引所に資産を分散しておくことは、有効な資産管理にもなります。
仮に１つの取引所が潰れてしまったとしても他が生き残る可能性はありますので！
Zaifに登録が終わったら他の仮想通貨取引所にも登録しておくと良いでしょう！
おすすめは、初心者にも使い勝手のいいcoincheck（コインチェック）です。
３分でわかる初めて仮想通貨を買うまでの流れ
仮想通貨のことがちょっとイメージできると、
「で、どこで買うんだ？」
「どうやって買うんだ？
「お金は日本円で買えるんだよね？」
と、どんどんハテナ？が出てきますよね？
でもみんな最初は同じなので、大丈夫！
仮想通貨を買うのは「取引所」！
仮想通貨はデジタル通貨なので、当然といえば当然ですが、基本的にインターネット上で買ったり売ったりします。
私も最初にビットコインを買おうかなと思った時、どこで買えるのかどうやればいいのか全く分からず、ネットで調べまくりました。
仮想通貨を買うには各社が運営する「仮想通貨取引所」のサイトにアクセスして、アカウントの登録が必要です。
ところで、あなたは海外旅行の経験がありますか？
海外旅行の際、日本円（現金）をドルなどの目的地の国の通貨に両替しますよね。
仮想通貨もそれと同じことをインターネット上で行って、円をビットコインなどの仮想通貨に両替します。
「買う」というとショッピングで物やサービスなどを購入するイメージですが、「仮想通貨を買う」とは「両替」のことをいいます。
この両替は、インターネット上にある「取引所(販売所)」といわれるサイトで行います。
世界中に取引所はありますが、初心者の方は国内の取引所から始めてみましょう。
よくCMでも見かける「bitFlyer（ビットフライヤー）」は国内最大手の取引所です。
その他にも初心者に人気の高い「coincheck（コインチェック）」など、国内だけでもたくさんの取引所や販売所ができています。
取引所にアカウント登録して自分の口座(ウォレット)を作ろう！
たとえばショッピングサイトなどで何かを買い物するとき、みなさん事前にアカウントを登録しますね。
仮想通貨も同じようにアカウント登録が必要です。
アカウント作成はメールアドレスなどの入力と、スマホで撮影した身分証明書のアップロードで済みます。
はじめての方が安心して登録できる取引所を記載しますね。
はじめて仮想通貨を始める方はcoincheck（コインチェック）またはZaifでOKだと思います。
私はいろんな取引所に登録しましたが、今はこの２つをメインに取引してます。
取引所に登録すると、自分専用の口座(ウォレット)が自動的にできます。
登録と審査が終わったら、後日ハガキや書面で登録完了のお知らせが郵送されてきます。
書類の受取が無事終われば、仮想通貨を買ったり売ったりすることができるようになります！
銀行口座から円を移動してスタンバイ完了！
ここまで進めば、あともう一息。
あとは「銀行口座から運用資金として使う分の円を送金する」です。
取引所内に銀行振込み用の口座情報が記載されているので、その口座宛てにいつもショッピングなどで送金するのと同じように入金します。
入金反映したら、あとはビットコインを買うだけ！
ちなみに、ハッキングやいろんなトラブルのリスクが絶対ないとはいえないので、どの取引所であってもお金を入れておくなら、大切な資金を不正アクセスから守るためにも二段階認証は必ずしておきましょう。
最初に入金する金額は人によって違うと思いますが、すぐに使う予定のないお金のうちの30％程度がいいと思います。
10万円であれば3万円程度。
30万円であれば10万円程度。
100万円であれば30万円程度。
入金してもすべての金額を仮想通貨に替える必要はありません。
無理のない範囲から始めてみましょう！
いよいよ、ビットコイン購入！
さて、ようやくこれでビットコインを買える準備がすべて整いました。
こうなればもう早速、
「今すぐにでも買っちゃおう♪」
と思ってしまいそうになりますが、スタートは大事なので焦らず、あわててすぐに買わないことをオススメします。
仮想通貨の売買に通じている人や、ある程度慣れている人の中は
「下がってもどうせすぐ上がるから、買おうと思った時に買えばいいよ！」
と言っている人も多いですが、個人的にはあまりオススメしません。
初めての投資だからこそ、できるだけよく考えて自分なりに納得して買ってほしいと思います。
ビットコインは変動性が高いです。
一日の間で平気で10万円くらい上下したりするんです。
あなたが今思い切って買ったビットコインが、その後どんどん下がっていったら・・・？
なんかすごく不安になるし、
「やっぱり投資なんかやるべきじゃなかったあ！」
って思ってしまいそうになる気がしませんか？
もちろん慣れてくればそういった大きな上昇と下落にも慣れてきます。
でも最初はチャートの動きそのものもよく分からないと思いますので、まずは取引所サイトのつくりを一通り把握できるようになるまで、「ひたすら見る」を数日繰り返してみましょう。
各取引所にはかならずチャートページがありますので、今上がっている時なのか下がっている時なのか、最低限それだけは確認してください。
その日の中での上がり下がりもありますし、日ごとや月ごとでも確認することができるので、いろんな時間軸で見てみるようにするといいですね！
ビットコイン、いつが買い時？
ビットコインは長期で見ると基本的に右肩上がりです。
仮に買った後にたまたま大暴落したとしても、そのまま待っていれば直に元の価格以上には回復、上昇していく可能性が高いです。
でも、できれば暴落直前に買うのは避けたいですよね？
基本的に「下がった時が買い時」と言われますが、下がり切ったところをピンポイントで狙おうとせず、完全に下がって上向きになり始めたところで買うようにするとマイナスを避けやすくなると思います。
その際、予算のすべてを一気に両替するのではなく、何回かに分けて買うようにすると、
「上がり始めたと思ったけどしばらくしてまた下がり始めてしまった」
みたいな時のリスク対策にもなるのでオススメです。
当然のことですが、投資は始めた時期が早い人ほど有利でマイナスになりにくいので、最初の1〜2ヶ月をどうスタートできるかが第一段階のポイントになります。
この期間にできるだけマイナスを作らないで運用できるよう、焦らず慌てず、ビットコインを買ってみてくださいね！
おすすめの取引所を再度記載しますね。
１．国内最大手の取引所：bitFlyer（ビットフライヤー）
２．初心者が使いやすい取引所：coincheck（コインチェック）
３．手数料が安い取引所：Zaif（ザイフ）
資産を着実に増やせることを願っておきます！
暗号通貨の「ハードフォーク」とは？分裂で新しい暗号通貨がもらえる？
暗号通貨の取引をしているとよく「ハードフォーク」って言葉を耳にしませんか？
相場にも影響を与えるこの「ハードフォーク」とはいったい何なのでしょうか？
理解しておくと、利益アップにつながる可能性もあります！
さっそく意味を見てみましょう。
ハードフォークって何？
暗号通貨は、ブロックチェーンというデータを格納した箱が連なってできています。
箱にはルールがあり、ルールに合致したデータだけが箱に入ることができます。
ハードフォークの状態をOSのアップデートに例えてみましょう。
WindowsやiOSなどのOSは、基本的に1つの端末で1つしか使えません。
iPhoneでOSのアップデートをすると古いOSは使えなくなり、新しいOSが動きますよね。
ですが、古いOSが日本中から消滅したわけではなく、古い携帯やOSをアップデートしていない人の携帯では古いOSが動いています。
ハードフォーク後の状態は、こうしたOSの事情に似ているんです。
ハードフォークとは、ブロックチェーンのルールを変更し、古いルールを無視することです。
そのため、古いルールの暗号通貨と、新しいルールの暗号通貨がそれぞれ存在する状態になります。
先程のOSの話に例えると、Aさんの携帯はiOS10、Bさんの携帯はiOS9といった感じ。
古いOSと新しいOSがそれぞれ存在しているんですね。
ハードフォークが起きるとどうなるの？
「へ〜。仕様はわかったよ、で？」
と気になる方も多いですよね。
理論上は、ハードフォークが起きると新・旧の暗号通貨が価格分裂します。
例えば、10万円の価値を持つ通貨がハードフォークによって分裂した場合、新・旧合わせて10万円になるよう価格も分裂します。
しかし、あくまでそれは理論上の話であって、実際の価値は需要と供給のバランスにより決定されます。
ですので、ハードフォークが起きても自分がいま保有している暗号通貨の価値が上がるのか、下がるのかは一概にどうと言うことはできません。
分裂したことによって旧通貨の価値が下がると思えば売り、価値が上がると思えばホールドしておくのも手です。
ハードフォークの例
2017年8月1日に、ビットコインが分裂し「ビットコインキャッシュ」という新たな通貨が誕生しました。
この時は、分裂時にビットコインを保有していた人に対し、同数のビットコインキャッシュが付与されました。
ビットコインキャッシュの初値は2万円。
その後、11月には10倍となる20万円の値をつけています。
ビットコインも大幅に値上がりしたため、分裂後も双方への需要が高まれば価値は上がる(得をする)といえますね。
まとめ
ハードフォークという耳慣れない言葉を、携帯に例えてご紹介しました。
「ハードフォーク＝分裂」と捉えた上で、新通貨の付与はあるのか？をチェックすることが大切！
ハードフォークにより分裂が起きても新通貨が付与されない場合もあります。
このあたりは、取引所によって対応が異なるため、ハードフォークの情報を耳にしたら取引所の出方を待ちましょう。
相場全体が高騰している時は、ハードフォークが起きて通貨が分裂してもそうそう価値が下がることはなさそうですね。
市況を見極め、分裂後に価格が上がった状態で売り抜けられればベストでしょう。
うまく乗りこなせば大きな利益を手にすることができるチャンスでもあります！
いきなり多額の資金を投入するのが怖い場合は、少額からはじめるのもよさそうです。
株のように売買単位などがないため、少額からでもはじめられるのが暗号通貨取引の良いところ。
気になった時がはじめどきです。
気軽にスタートしてみてはいかがでしょうか？
アルトコイン買うならNEM！注目される理由とその特徴
「ビットコインは結構値上がりしてるし、10倍くらい値上がりするコインないかな〜」
資産を一気に増やしたいのであれば、アルトコインに目を向けましょう。
アルトコインにはいろんな種類がありますが、ぜひ知っておいて欲しいのが「NEM（ネム）」です。
NEM(ネム)・XEM(ゼム)って何？
有名な仮想通貨というとビットコイン、イーサリアムですが、実際には2,000種類にも増えているんだそうです。
その中でも最近ニュースで見かける「NEM」に注目！
NEM（ネム）とXEM（ゼム）の違いはご存知ですか？
ざっくりと説明すると･･･
■「NEM」はブロックチェーン技術。
■「XEM」はNEMから生まれた仮想通貨。
【NEMの基本情報】
公開：2015年3月
開発者・開発組織：Utopianfuture
コンセンサスアルゴリズム；Proof Of Importance
通貨：XEM（ゼム）
承認目安時間：1分
上限発行枚数：90億（発行済み）
NEM は「 New Economy Movement」の略で、2015年に生まれた技術です。
そのNEMの技術を使って発行される仮想通貨が「XEM（ゼム）」なのです。
NEMが注目を浴びているのは、通貨管理のシステム！
NEMが注目を集めたのはPoI（プルーフ・オブ・インポータンス）というシステム！
簡単にいうと、「XEMを決済とかでいっぱい使ってくれたら、報酬として追加でXEMあげますよ〜！」という仕組み。
これをハーベスト（収穫）と呼びます。
これがビットコインのマイニング（計算処理）と大きく違うところで、優秀なシステムなんです！！
ビットコインでは、PoW（プルーフ・オブ・ワーク）というシステムがあり、一番早くマイニング（計算処理）を終えた人、つまり競争に勝った人が報酬を受けることができます。
マイニングは誰でも参加できるんですが、とてつもない電力が必要だし、超～ハイスペックなパソコンが必要なんです。
･･･ということは、電力にかかる費用とかハイスペックなパソコンを備えている人でないとマイニングはできないですよね。
つまり、ビットコインで生まれる富は、マイニングの環境がそろっている一部のお金持ちに集中してしまうんです。
これが不公平と言われる欠点なんですよね。
イーサリアムが採用しているプルーフ・オブ・ステーク(PoS)も「コインを多く持っている人が報酬を受けられる」システムだから、大きな資本を持っている人が有利。
これもまた富に偏りがでてしまうことが欠点となっているんですね。
「結局金持ちが得する世の中かよっ><」
こんなふうに欠点視される中、欠点を補うシステムを作ったのがNEMなんです！
NEMのプルーフ･オブ・インポータンス(PoI)は、全てのユーザーに公平になるように設計されています。
NEMは、ユーザーが10,000XEM以上を持ち、NEMのネットワークに貢献するとXEMが配布されます。貢献とは、以下のようなことが考慮されます。
XEMをもらえるポイント
XEMの保有数
取引回数
取引量
取引相手
信用など
ただたくさんコインを持っているだけでなく、他の人とたくさんNEM取引をすることで誰でも平等に報酬を受けることができる。
だから、大きな電力も必要ないし、ハイスペックなパソコンも必要ないんです。
これから注目したいNEM！
世界中には「銀行口座は無いけどスマホは持ってるよ」という人がたくさんいます。
世界銀行の調査では「世界の貧困層の4人に3人」が口座を持っていないという結果もあります。
仮想通貨はそんな人たちでもコインを持ったり取引ができるのが面白いところ！
ハーベストで報酬がもらえるとなれば、今後爆発的に使われることになることも考えられます。
技術の面でも期待できます。
まずは「Mijin（ミジン）」という独自のブロックチェーン技術。
Mijinは、コインを扱うに当たって大事な
「速い・安全・安い」
と三拍子揃ったプラットフォームで、住信SBIネット銀行など300社以上が運用テストしたり導入しています。
さらに、Mijinの技術改良をするために「カタパルト」というプロジェクトが発足しました。
簡単に説明すると、処理速度を超高速にするということ。
カタパルトを実装したNEMは、1秒に4000件もの処理を行えます。
現在、処理速度が非常に速いといわれているリップルが1秒に1500件。
ビットコインは14件。
イーサリアムは15件。
この数値が小さいと、多くの人が一斉に送金した際に送金詰まりが起きて、なかなか相手にコインが届かないといった問題が起きやすくなるんですね。
ちなみに、世界最速と言われるVISAカードの処理スピードが1秒で4,000～6,000件。
今後はNEMやMijinの技術を本格的に導入する企業が出てくると、その情報に反応して価値が上がってくるのではないでしょうか。
今後のNEMの可能性がすごく楽しみになりますね！
XEMの過去相場と動き
■過去の時価総額
NEMは2017年の始めは1円以下でしたが、4月下旬から5月中旬にかけて一気に価格が高騰。
一時期は1XEM=40円に迫るほどでした。
1XEM=0.5円の頃にNEMを保有した人は80倍にもなっているということです。
（私は仕込み損ねました・・・orz）
この時期には、他の仮想通貨も価格が高騰していきました。
しかし、NEMの価格上昇は群を抜いていたのです。
その要因は、先ほどお話したMijinとカタパルトが関係しています。
2017年11月現在は、緩やかな下降傾向も落ち着き、1XEM=20円前後。
■現在時価総額
時価総額：第10位(2017年11月24日時点)
時価総額：約2,018億円
1XEM=23円
仮想通貨市場はどんどん成長していっているので、数年後に現在の10倍、30倍･･･という可能性も全くないわけではありません。
むしろ上がることは間違いないと推測します。
仮想通貨NEMはどこで買えるの？
NEMはハーベストで入手することも可能ですが、10,000XEM以上持っていることが条件。
まずは仮想通貨の取引所で少しずつ購入して、10,000XEMに達したらハーベストで報酬をもらっていくようにしましょう！
■Zaif
Zaifは、mijinを開発したテックビューロが運営する仮想通貨取引所です。
Zaifはスマホアプリもあるので、アプリで取引・送金ができます。
取引手数料がマイナスなのが大きなメリット。
マイナスなので、なんと取引をする度にお金が貰えちゃうわけです。
頻繁な取引でも手数料が取られることがありません。
ちょっと取引画面が見づらいところがデメリットとよく言われていますが、慣れてしまえば問題ないかと思います。
■coincheck
coincheckの特徴
日本の仮想通貨取引所
使いやすい
豊富な通貨の取り扱いが魅力
初めて仮想通貨を買う人にもおすすめ
NEMだけでなく、他の仮想通貨へ分散したり、売買を目的としている方はコインチェックが向いているでしょう。
私も最初はcoincheckで始めました！
アプリがキレイかつシンプルで使いやすいですよ。
海外の取引所でも購入は可能ですが、これから仮想通貨を買ってみようかな･･･と思っている方は、Zaifかcoincheckがおすすめです。
2018年の仮想通過市場でNEMがどう成長していくか楽しみですね！
世界中で儲ける人が続出して注目を集める「仮想通貨」とは？
突然ですが、あなたはお金、好きですか？
私はもちろん好きです。
お金が嫌いって人なんて、多分ほとんどいないんじゃないでしょうか。
生きていくためにはなくてはならない存在ですもんね。
でも「目指せ、インフレ！」なんて言って物価だけは上がるけど、みんなの給料は全然上がらないし、何もしなくてもお金はかかるし・・・
銀行口座に預けてたってスズメの涙ほどにもならない金利。
「よし！ここはいっちょ思い切って投資ってやつに挑戦だー♪」
なんて、一度くらいは思ったことある人、けっこう多いのではないでしょうか。
とはいえ、とりあえず投資っていっても、そもそも何から始めればいいかもよくわからない・・・
ひと言で”投資”とか”資産運用”と言っても本当に色々なものがあります。
でも、今、投資がはじめてという人でも少額から気楽に始められるジャンルとしてダントツに注目されているものがあるんです。
それが、「仮想通貨(暗号通貨)」
名前くらいは誰もが聞いたことあるのではないでしょうか？
そして、仮想通貨の中でもとりわけ「ビットコイン」は有名ですね。
たくさんある仮想通貨の中で今のところぶっちぎりナンバーワンの通貨、それがビットコインです。
ビットコインはAKB48上昇期〜黄金期の前田敦子
仮想通貨がいまどんな状況にあるのか、もう少し分かりやすくイメージしてもらうために「AKB48」で例えてみようと思います。
まず、仮想通貨そのものがAKB48だとして、ビットコインは黄金期の前田敦子、今でいえば指原莉乃になりますかね。
つまり”仮想通貨の不動のセンター”って位置づけです。
10年以上前、結成されたばかりのAKB48を知る人は、ほとんどいませんでした。
ちなみに、世界で初めての仮想通貨ビットコインが誕生したのは今から9年前の2008年10月。
AKB48結成の3年後です。
当時、彼女たちを知る人も応援する人も、ごくわずかだったと思います。
でも今やどうでしょうか？
連日テレビや雑誌、新聞、インターネット、彼女たちの活躍を報じないメディアはありません。
48グループの活躍を日常生活で見たり聞いたりしない日はもはやないくらいになりました。
今の仮想通貨市場も実は、それにちょっと似ているんですね。
”AKB48”や”前田敦子”という名前と顔が全国区になり始めた時の、あの勢いがキテル感じ！
中でも仮想通貨の顔ともいうべきビットコインは、すでに世界中でたくさんの人に注目されたり、支持されて、圧倒的な知名度と人気を誇っています。
2017年は仮想通貨元年。ビットコインは1年で10倍に！
あなたがビットコインや仮想通貨に関心を持ち始めたきっかけは何ですか？
今年の8月から始まった、ビットフライヤーのテレビCMもインパクト大でしたよね。
でも実はそれよりももっとずっと前から、日経新聞では毎日のように仮想通貨やビットコインに関する記事は取り上げられていました。
だから情報に敏感で目の肥えた投資家さんたちは、2016年頃にはかなりビットコインに注目していたといわれています。
そして、いよいよ一般の人たちまでざわつき始めたのが今年、2017年の春以降のこと。
ビットコインをはじめとした仮想通貨が軒並み価格を大幅に上げ、何百倍、何十倍もの高値をつけ始めました。
そこで一気に注目が集中し、それまでは「なんかアヤシイよね」「なんとなくコワイ」と手をこまねいてみていた人たちも、もはや仮想通貨の大躍進を無視できなくなってきました。
それもそのはず、すでにそれなりに価格が上がっていたはずのビットコインでさえ、2017年1月時点では1ビット＝10万円ほど。
一年経ってない今の時点で、その価格は100万円目前のところまできています。
それって、もしあなたが1年前に約10万円分（1ビット）買ってそのまま放置してただけで今ごろ100万円近くになっちゃってた、ってことなんです。
フツーに考えて、めちゃくちゃスゴイと思いませんか！？
来年以降、仮想通貨はもっと身近な存在に♪
ビットコインや仮想通貨について、少しイメージは変わってきたでしょうか？
仮想通貨は来年に向けてどんどん私たちの生活で身近な存在になるといわれています。
例えばビックカメラでは今年の夏にビットコインで支払いができるようになったし、聞けば誰もが知ってる大きなデパートやインターネットサイトでも続々と導入が進んでいます。
まだ正式な発表はされてないですが、Amazon.comではビットコインに次ぐ二番手イーサリアム（AKBでいうところの大島優子ですね）を何らかの形で取扱い始めるのでは？とも噂されています。
その反面、仮想通貨ってほんとに安全なの？と思っている人もまだまだ多いと思います。
実はここについても、かなりの人が誤解をしているんです。
ビットコインやその他の主要な仮想通貨に注目が集まるようになったことで、少しずつみんなが仮想通貨の技術やしくみを知る機会が増えてきています。
その結果、仮想通貨のしくみ（技術）は「実は便利なだけでなく、とても安全なものだ」ということを多くの人が理解するようになってきました。
でも、こうした時代をひっくり返すような技術って、はじめはいつも白い目でみられがちなんですよね。
携帯電話もパソコンも、スマートフォンも、今でこそみんな当たり前に使っているけれど、最初は多くの人々が「こんなもの流行るわけがない。売れないよ！」と言っていたんです。
でも、どうでしょう？
ぜんぶ私たちの日常生活にはもはや欠かせないものになっています。
いま、私たちの生活でデジタルに切り替わっていないもののほうが少なくなりました。
お金だけが少し変化が遅かったかもしれないですが、それでもインターネット上で振込したり、SuicaやPASMOなどの電子マネーを使って電車に乗ったり買い物するのが今や当たり前になっていますよね。
とはいえ、仮想通貨に本当にリスクはないの？
これだけ便利で将来性も期待できてお金を短期間でたくさん増やしやすいことが分かっている仮想通貨ですが、やはりリスクがないというわけでありません。
仮想通貨はたった数日で何倍にもなったりすることもあるくらい急激に値段が上がる反面、たった数分で一気に値段が下がることもしょっちゅう。
ビットコインも今年だけでもう何度も20万円以上もの大暴落を繰り返していて、5〜10万円程度の価格変動は日常茶飯事です（注：変動は1ビットあたりの金額なので実際の保有額によって資産の増減額は異なります）。
それに銀行と違って個人管理のお金になるので、基本的にハッキング被害などのトラブルも自己責任。
「だったらやっぱり恐いし、銀行のほうが安全じゃん？」
と思う人もいるかもしれませんが、大手銀行だってハッキング被害は起こっているし、お財布を落としたら警察に届けてもお金やクレジットカードが戻って来ないことも十分ありますよね。
そういう意味ではけっして銀行や現物のお金が絶対に安心安全というわけではないともいえるのです。
まずはすぐ使う予定のないお金の1/3程度から始めてみる
もし、ビットコイン買ってみようかな！
と思ったら、まずは手元ですぐ使う予定のないお金のうちの30％以内の金額にしてみましょう。
たとえば10万円ほどのゆとり資金があるなら、3〜4万円程度。
100万円ならその10倍、という感じです。
数十万円以上から始める場合は、一度に買うのでなく、何回かに分けて買うのもオススメです。
まずは王道のビットコインだけ買ってみるのがいいと思います。
仮想通貨はしょっちゅう大きく下がったり上がったりを繰り返していますが、とくにビットコインは今のところ、もし大きく下がることがあっても数日から数週間内には元の値段かそれ以上に戻ってきます。
いつ下がるか、いつ上がるか、というのは誰にも分からないので、あまり狙わずに銀行で定期預金をする感覚で同じ金額を積み立てるのも良い方法ですね。
それでも心配・・・という人は500円とか1000円からでも買えるので、怖がらずに”まずは買ってみる”ことから始めてみましょう！
仮想通貨を買えるサイトはいろいろとありますが、初めての方は、まずは「coincheck」というサイト（取引所）に登録して購入することをおすすめします。
画面がシンプルで初心者でも安心して使え、かつビットコイン以外の仮想通貨もたくさん扱っているので、浮気心が出てもすぐに他のコインにも手を出せます！！
手数料は極力安く抑えたい！という方は「Zaif（ザイフ） 」というサイトもおすすめです。「coincheck」で売買に慣れたら「Zaif（ザイフ） 」にも登録するという人は多いようです。
取引所について詳しく知りたい方は以下も参考にしてください。
英語を使う仕事への転職はアジアでもできる。まずは１歩を踏み出してみよう！
【あらすじ】
商社に勤めて5年目になるタクトは、理想とかけ離れた今の仕事にうんざりしていた。
そんなある日、仕事で中国人の社長に出会う。
その中国人の社長から、アドバイスをもらううち、新しい転職の形を見出す。
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「本日は貴重なお時間、どうもありがとうございました。」
接待相手がタクシーに乗って帰っていく。
ほろ酔い気分で楽しそうだ。
これで一つ仕事が終わったと思ったとき、一緒に接待をしていた上司に呼び止められた。
「どこ行くの、もう一軒行こうよ。
やっと開放されると思っていたが、やはりそう簡単にはいかないようだ。
「君ね、あそこでちゃんと盛り上げないとダメでしょう。お酒をぐいっと飲んでさ、どうして君はそんなに空気が読めないのかなぁ。」
いつもの上司の説教が始まった。
この人は酔うといつもこうだ。
大体僕はそんなにお酒が強いほうではないのに、無理して接待の時はお酒を飲んだりしている。
その努力も分かろうとせず、空気を読め、の一点張りだ。
僕は昔から英語が好きで、英語が使える仕事に就きたいとこの会社に入った。
しかし、実際は単なるルート営業。
英語を使う機会など全くないばかりか、接待や営業先で頭をぺこぺこ下げ、上司には説教をくらう毎日。
「こんなはずじゃなかったのにな。」
そうつぶやきながら、上司の説教をただただ謝りながら聞いていた。
ある日、新規顧客の会社に出向いて、打ち合わせをすることになった。
どうやら、社長が中国人の会社らしい。
おそるおそる受付の人に、社長との打ち合わせのアポを取っていることを伝えると、大きな応接室に通された。
「時間ぴったりだヨネ。」
部屋に入るなり、少し変なイントネーションで社長が、話しかけてきた。
「この度は、お見積もりありがとうございます。私…。」
「いいよ、いいよ、そんな挨拶は要らないヨネ。あ、私ヤンです。とりあえず座って座って。ご飯食べた？ 」
「え。あぁ、はい、食べました。あの、失礼します。」
なんて元気の良い社長なんだ。
こちらが話す隙がない。
「うん？どうしたの？元気ないヨネ。何かあったの？」
「いえ…、特にございません。」
「うんー、仕事疲れるヨネ。大変そうヨネ。大体ネ、日本人働きすぎヨネ。いつも時間ばっかり気にしているし。ぺこぺこ頭も下げるでしょう。そんなに気を遣わなくていいのに。私ネ、日本に来て初めて覚えた言葉、『気を遣う』ヨ。ははは。」
それからこのヤン社長と色々話をした。
そうするうちに、初対面で、しかもお客さんにも関わらず、自分の今の仕事の悩みを打ち明けていた。
「そう…。うんー、難しいヨネ。私もネ、ちょっと仕事が合わないと思ったら、考えていることあるヨネ。ちょっとそれ教えるヨ。」
ヤン社長が言うには、まずこの三つを試したほうが良いということだった。
１．将来なりたい自分像を紙に書く。
２．現状を紙に書く。
３．将来のなりたい自分と現状のギャップを埋めるために何をすべきかを箇条書きにし実行する。
ヤン社長の会社を後にした僕は、すぐに言われたことを考えた。
まず、なりたい自分像は、英語を使う仕事に就く、ということだ。
そして、現状は、ただの営業マンで英語は一切使わないし、仕事に不満がある。
最後にギャップを埋めるには、どうすればいいのか…。
まず上司に部署の変更願を出すということか。
僕はすぐに実行に移した。
「あぁ？ 違う部署に行きたい？お前、ふざけんなよ。ここの仕事も満足にできないやつが、海外担当の部署にいけるわけないだろう。あそこはな、選ばれた精鋭だけが行けるんだよ。海外担当に行きたいやつは、山ほどいるしな。お前みたいな、仕事ができないやつには、無理だな。分かったら、黙って仕事しろ。」
・・・まぁ予想通りの結果だろう。
しかし、海外担当の部署が、そんなにも人気だということは知らなかった。
次はどうしようか考えているうちに、またヤン社長の会社に行く日になった。
「うんうん、そうかそうか。あなたも色々と考えているヨネ。英語を使う仕事かぁ。日本にはなかなか無いのかも知れないヨネ。おお！じゃあ、海外で働いたらどうかな。」
「海外だなんて、僕には無理ですよ…。」
「いやいや、そんなことないよ。今、色々な会社が海外転職をサポートしているヨ。それに、あなたは日本で何年かキャリアがあるでしょう。海外に行ってみたら、海外の方が合うかもしれないヨ。まぁでも、いきなりアメリカとかイギリスとかは難しいかなぁ。まずはアジアから行ってみたらどうかな。中国いいヨ。中国おすすめヨネ。ははは。」
僕はお礼を言ってヤン社長の会社を出た。
もはや、仕事の話はほとんどしていなかった。
僕の頭の中は海外転職のことで一杯だった。
すぐにヤン社長に教えてもらったサイトにアクセスし、自分の履歴書を送ることにした。
１．DODAグローバル
２．パソナ中国
【パソナ中国】中国（上海・北京・広州・深圳・蘇州）での転職・就職・求人情報サイト
３．RGF－HRAGENT
英語での履歴書を求められることもあったが、簡単に作ることができ、海外転職も国内転職の仕方とほとんど変わらないということを知った。
そして何社かエントリーするとすぐに返信があり、とんとん拍子に決まって行ったのだった。
もちろん、僕は中国語ができないので、中国語はできないときちんと記載し、できるのは英語のみであると説明したのだが、ヤン社長がおすすめしてくれたように、中国の会社から内定をもらうことができた。
どうやら中国では日本人を募集している会社が多いようで、転職もしやすいようだ。
他にもフィリピンやマレーシアなどの会社が募集をしていた。
どれも魅力的ではあったが、ヤン社長にすすめられたこともあり、中国に行くことにした。
こうして僕は日本を離れ、中国で生活することとなった。
どうやら、中国の会社でも英語のみで仕事ができるらしい。
ついに、英語で仕事をするという、なりたかった自分像を手にしたのである。
暗号通貨を売って利益が出たらどうすればいい？確定申告は必要？
暗号通貨を売ったら利益が出た！やった！
と喜ぶのはつかの間、稼げば稼ぐほど気になるのは「税金」ですよね。
2017年9月6日、国税庁のホームページに「ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係」というタックスアンサーが掲載されました。
No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係｜所得税｜国税庁
これによると、ビットコインの使用によって得られた利益は原則として『雑所得』に分類されるとのこと。
つまり、ビットコインの売買をしたことで利益が出た場合は「確定申告が必要」と解釈したほうがよさそうです。
その理由を、「雑所得とは何か？」という観点からご紹介します！
ビットコインを売った利益の「雑所得」って？
所得とは、「得られたお金から損したお金やそれを取得するのにかかった費用を減算したもの」です。
例えば、株を売って利益が出たら「譲渡所得」になり、税金がかかることもあります。
国税庁のタックスアンサーによると、ビットコインを売買して得られた利益は「雑所得」となると解釈できそうです。
FXの収入や、原稿料なども同じ「雑所得」に分類されます。
「雑所得」は税金がかかる？
年末調整をしているサラリーマンの場合、年間20万円を超えてしまうと所得税がかかります。
税額は「累進課税」という方式をとっており、所得が増えると税率が上がり、税金も増えることになります。
大きく儲けても全額使ってしまうと税金が払えなくなってしまうので、浪費癖のある方は危険ですね（笑）
ちなみに、「住民税」は所得の金額にかかわらず支払いが必要です。
お住まいの自治体に所得金額を申告し、所得に対して10%の税金を納める必要があります。
所得税はいくらかかるか計算する方法
雑所得に対する所得税は、給与所得など他の所得と合算した金額をもとに税率を計算し、決定されます。
例えば、給与所得が600万円、雑所得が100万円あった場合の所得は700万円ですので税率は23%となります。
こちらは国税庁のホームページに詳しい計算方法が書いてありますので、参考にしてみてくださいね。
手順2 収入金額等、所得金額を計算する｜確定申告に関する手引き等｜国税庁
税金を納めない方法がある！？
所得税や住民税を納めない方法は、「利益確定しないこと」です。
売れば利益が見込めるような場合でも、実際に税金が発生するのは売ってからの話。
つまり、売らないでホールドしている場合は課税対象となりません。
まとめ
ビットコインを売却して利益が出た場合の税金についてご紹介しました。
年末調整しているサラリーマンの場合は、所得が20万円を越えないよう少しずつ利益確定していくのもコツかもしれません。
年収が1,000万を越えるような方だと、住民税と合わせて43%の税率が適用されてしまいます。
稼いだ半分くらいの金額を持って行かれるのは非常につらいですよね。
特に給与所得が高い方は、慎重に利益確定していくようにしましょう！
※注意
今回国税庁が掲載したタックスアンサーは、あくまで「ビットコイン」に関するものです。
アルトコインなど、ビットコイン以外の暗号通貨については雑所得として定められていません。
ですが、気になる場合はお住まいの地域にある税務署で取り扱いを相談し、適切に申告を行うようにしましょう。
ビットコインはお店でも使える！決済対応のお店やサイト、キャンペーン
暗号通貨の1つであるビットコインは、決済手段としても使うことができます。
ネットショッピングだけでなく実店舗でもスマートフォン1つで支払いができるため、手軽なイメージがありますよね。
では、実際どんな店舗でビットコインを使って買い物できるのでしょうか？
ここでは、ビットコイン決済ができる店舗のうち、複数地域に展開しているブランドとネットショップをご紹介します。
ビットコイン決済ができる実店舗
1. H.I.S.
都内9拠点38店舗でビットコイン決済を取り扱っています。
なんと、ビットコイン決済限定のキャンペーン商品の取扱もあります。
通常の商品よりもお得になっていることもあるので、要チェックですね。
2. ビックカメラ
なんと、ビットコイン決済の場合は現金払いと同じ10%のポイントが付与されるためとってもお得。
ただし、10万円相当分までのビットコイン決済のみ対応となります。
また、ネットショッピングには対応していないのでご注意ください。
4. メガネスーパー
ビットコイン決済ができるネットショップ
1. チケットキャンプ
コンサートやライブのチケット販売サイトであるチケットキャンプ。
こちらもビットコイン決済に対応しています。
2. DMM
動画のダウンロード販売やストリーミング配信などを扱うDMM。
商品の決済に使えるDMMポイントをビットコインで購入することができます。
ポイント購入は500円～10万円の範囲で行うことができます。
3. Bitcoinmall
ビットチェンジ株式会社が運営している、暗号通貨決済を専門とするショッピングモールです。
ビデオカード、ノートPC、スマートフォン本体などデジタル関係の商品を取り扱っています。
実店舗でのビットコイン決済の方法は？
では、実際に店舗でビットコイン決済を行う際はどういう流れになるのでしょうか？
ビットコイン決済は、ビットコインを管理している自分の「ウォレット」からコインを引き出して行います。
ここでは、ウォレットとはビットコインを保管するためのアプリだと思ってください。
店舗で「ビットコイン決済にする」旨を伝えると、店舗側がQRコードを提示します。
ウォレットのアプリをあらかじめ自分の携帯にダウンロードしておき、そのアプリでコードを読み込めば決済できます。
準備としては、ウォレットのアプリをダウンロードしておくことと、ウォレットに残高を用意しておくことだけです。
「ちゃんとお金の入った財布をお店に持っていくこと」と同じなので、イメージしやすいですね。
どんな時にビットコイン決済を使うべき？
ビックカメラやH.I.S.など有名な店舗でもビットコイン決済が取り扱い開始となっています。
では、積極的にビットコイン決済を使っていくべきタイミングとはどういう時なのでしょうか？
それは、今後相場があがりそうかなと思える時が良いと思います。
例えば、あなたが1BTC（BTC=ビットコインの略）を持っているとしましょう。
1BTCの価格が10万円の時に1万円の買い物をすると、0.1BTCの支払いとなります。
その後1BTCが12万円まで上昇すると、手元にある0.9BTCも値上がりするので、10万円を超える価値になります。
10万円が12万円になると1.2倍なので、0.9BTCの1.2倍で1.08BTC。
つまり、10万8百円の価値になるわけです。
「円高の時に海外で買い物をすると安く感じる」のと同じ論理ですね。
まとめ
現在、ビットコインの価値は大きく変動しています。
1日で2万円以上値動きすることもあり、急騰・急落はまだまだ続きそうです。
「昨日0.1BTCで買えたものが今日になったら2倍の値段になっている！」という事態も十分あり得ます。
こんな記事を書いといて何なんですが、ある程度価値が安定するまで、メインの決済手段としてビットコインを使うことは避け、投資に専念した方が賢明といえるでしょう。
僕が仮想通貨を始めた理由
僕は仮想通貨で取引をはじめた。
理由は何かって？
それは結婚資金を工面するためだ。
台湾人の彼女、Judyの夢
僕の彼女は台湾人。
日本が大好きな彼女は、16歳の頃日本に旅行に来たことがある。
そのとき横浜にある海が見渡せるキレイなホテルを見て、「絶対ここで式をあげる！」と夢に誓った。
それから10年後、彼女は日本に住むことになり、日本で僕と出会った。
出会って間もなく付き合い始め、1年くらいしたときに僕は彼女の夢の話を聞いた。
でも正直困惑した。
だってそんないいホテルで式を挙げられるほど、僕の年収は高くない。
普通の人なら親に出してもらうとかするかもしれない。
でも僕にはそれができない。
「結婚したら家も買わないとダメだし、車もいるだろうし、子ども生まれたらお金が飛んでいくよ」
こんな理由をまくしたてて、何とか安めの式場で式を挙げるよう持って行こうとした。
でも10年も温めてきた夢をそんな理由であきらめられるわけもない。
ケンカをする日々
それからだんだんケンカをすることが多くなってきた。
はじめは結婚式のことで意見が折り合わなかっただけだけど、僕の年収の低さに派生して言い合ったりした。
ひどい時は毎週末会うたびにケンカをして別れるという時期もあったくらいだ。
僕には彼女の夢を叶えてあげたいという思いはあった。
だから僕は僕なりに頑張った。
年収をあげようと仕事でがむしゃらに働いた。
でもわかったことがひとつある。
努力の量と年収は必ずしも比例しない。
どんなに体を粉にして働いても、給与改定であがる金額はスズメの涙だ。
年収350万円程度の僕は、いつまでたっても底辺でくすぶっているのかもしれない。
こんな僕と付き合ったことを、彼女は後悔しているんじゃないだろうか。
いっそ、僕から別れを告げた方が良いのだろうか。
こんなしょうもないことばかりを考えて悶々としている時もあった。
ある時、カフェで同じように結婚式の話になった。
いつもと同じように、同じような言葉をぶつけ合っていた。
でもひとつだけ違ったことがあった。
それは彼女があきらめたことだ。
「わかった・・・もう、あきらめるね」
彼女は寂しそうに呟いた。
それ以降彼女の夢の話はしなくなった。
僕は何か大事なものをひとつ失ったような感覚になった。
仮想通貨を知る
そんな時、たまたまニュースで仮想通貨の番組が流れているのを見た。
仮想通貨の初期から投資を始めている人は数百万単位で稼いでいる人がいる。
顔をモザイクで隠した男性が自慢げに仮想通貨の投資について語っていた。
中には億という利益を出している人もいるんだとか。
仮想通貨は価格が急騰したり暴落したりと変動が激しく、バブルだとも言われている。
そんな世界に足を踏み入れるのは危険な香りがする。
でも、一気に大金を手に入れられるチャンスでもある。
そしてJudyの夢を叶えてあげられる糸口でもある。
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やろう、やるしかない。
目的を見失うな
人はこう思うかもしれない。
結婚資金を仮想通貨で稼ぐなんてバカなんじゃないのか。
結婚資金だったらもっとまともに働いて稼いだお金でやってあげたほうがいいよ。
でも、何で稼ごうとそこは問題ではない。
目的を達成することが重要なんだ。
目的は結婚式をあげること、そして彼女の夢を叶えてあげること。
お金にキレイも汚いもない。
稼いだものがやりたいことを実現できる、ただそれだけなんだ。
目的は彼女の夢を叶えること、その目標は300万円。
よし、挑戦のはじまりだ。
ビットコインを入手する方法を３つご紹介
「ビットコイン保有してみたいけど、どうやって入手するかわからない」
こんな方に向けてビットコインの入手方法をご説明しますね。
３つのビットコイン入手方法
１．マイニングする
ナカモトサトシがビットコインを開発してから、しばらくビットコインを入手する一般的な方法はマイニングという作業でした。
マイニングとは「採掘」という意味です。
簡単に言うと、コインの取引が正しいかを、マイナー（採掘者）が競って計算して確かめることを言います。
と言っても、人が計算するのではなく、今はハイスペックなサーバーで計算をするのですが。
現在では、マイナーは個人単位ではなく、組織や会社単位になっています。
さらに、マイナーの中でも、上位５社がシェアの過半数を占めている状態です。
大量のコインを取引するにはたくさん計算する必要がありますが、それには多くの電気が必要です。
結果的に、電気代が安い中国が立地的に優位となり、中国で大掛かりなマイニングが行われているのです。
普通のPCではとても太刀打ちできないので、個人でマイニングをする人は今はほとんどいないでしょう。
２．取引所や販売所で買う
現在最も一般的なビットコインの入手方法は、取引所や販売所から購入すること。
登録したサイト（取引所や販売所）に円を預けると、Amazonや楽天などのネットショッピングサイトと同じようにいつでもコインが買えます。
取引所と販売所の違いは、運営業者と直接やり取りするか、ユーザー同士でするか、です。
「販売所」は、ビットコインを扱う運営業者が、「この値段で売りますよ〜」と言って販売します。
あなたがその値段でもいいと思ったら購入が可能です。
販売所の有名どこでは、GMOコインがあります。
「取引所」は、あなたが「この値段で買いたい！」ということを取引所に伝えておきます（実際はアプリで設定する）。
コインを保有する人はたくさんいますので、「この値段で売りたい！」と思っているユーザがいると、あなたとそのユーザの取引が実行されます。
つまり、「コインを持っていたユーザがあなたに渡した」ということになるのです。
とはいえ、知らないユーザと直接やりとりするわけではありません。
取引所というサイトに登録しておき、そこでコインを渡す（売り買い）するのです。
取引所の有名どこは、bitFlyerやcoincheck、Zaifなどがあります。
取引所選びは慎重にやる必要があります。
実際にコインを購入する前には、以下のサイトを読んで取引所選びのポイントを押さえてくださいね。
３．ポイントサイトを利用する
ポイントサイトでネットショッピングして得られたポイントをコインに交換する方法です。
現金を使うことに抵抗がある方は、まずはこういった方法で入手して取引をして慣れてみるってのもアリですね。
PointTown
PointTownのサイトを経由していつも使っているネットショッピングサイトでショッピングをすると、ポイントが貯まる仕組みです。
ポイントは現金やギフト券と交換できますが、ビットコインにも変換できます。
モッピー
モッピーのサイトを経由してネットショッピングすると、ポイントが貯まります。
１ポイント１円で交換可能です。
楽天とかヤフオクとかAmazonとかでも利用できるので、使い勝手は良いでしょう。
ちょびリッチ
ちょびリッチのサイトを経由してネットショッピングすると、ポイントが貯まります。
２ポイント１円で交換可能です。
上の２つと違う部分は、ゲームや友達紹介などでもポイントが得られるという点です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
はじめての方はどうやってコインを入手するかわかりにくいものですが、意外と簡単に手に入れることができます。
すぐにある程度のコインを入手したいなら取引所または販売所がおすすめ。
現金をまだ使いたくない方はポイントサイトを利用しましょう。
いずれにしても、「まずはコインを保有してみる」経験を積んでみましょう！
